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〜「ピル」ってなぁに?〜
1960年に米国食品医薬品局(FDA)で認可されて以来、世界の女性に最も広く使用されてきた「経口避妊薬」がピル。
ピルは、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲストーゲン)と同じ成分が含まれた飲み薬。
今や世界で9千万人を超える女性に使われている最も信頼性の高い避妊法と言えます。
日本では今、16種類の低用量ピルが承認されています。ピルといえば「副作用」というイメージを持つ人も多いようですが、広く知られている副作用研究は、
高用量ピルの時代のもの。現在、使用されている低用量ピルは、避妊効果を維持できる範囲でのホルモン用量の減量化が計られたこともあり、
安全性は飛躍的に改善されています。 ピルは、妊娠を希望するときには、服用を中止しさえすればよいので、安全性と有効性、
確実性の面で高く評価されている避妊法です。
「ピル」集英社新書
北村 邦夫 (著) 2002年 集英社
99年9月、アメリカに遅れること約40年。日本で経口避妊薬=ピルが発売された。世界各国で避妊法の主流をなすピルが、日本で承認・発売されるまでに、
なぜこれほどまで長い時間が必要だったのか。そもそもピルという薬剤は、どういう仕組みで避妊を可能にするものなのか。ピル誕生までの歴史、
わが国におけるピルの扱い、副作用問題、早期承認に向けた著者の取り組みをふまえ、今後ピルが日本でどのような広がりをみせるのかを考察する。
本書はピルへの誤解や不安を解決し、正しく理解するための「ピル読本」である。
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