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女性性器切除(FGC/FGM)
毎年、世界のどこかで女性性器切除を受ける女児がいる。
その数は毎年およそ200万人・・・
女性性器切除は、主にアフリカやアラブ諸国、東南アジアの一部で実施され、これまでに1億3000万人の女児、女性が何らかの形で被害にあっているといわれる。
女性性器切除(FGC/FGM)とは、「女性割礼」とも呼ばれている伝統的な慣習。特定の宗教とは関係がなく、その多くが生後1週間から初潮前の少女に施術されると推定されています。女性性器切除の施術方法は、地域や部族によって異なりますが、女性性器のクリトリスや包皮、外陰部の除去、切除、閉鎖(癒合)、ときには膣の切除などが組み合わされて行われます。一般に村の伝統的助産師によって、剃刀やナイフ、鋭い石などが使われ、親族の女性などに押さえ付けられて行われます。出血多量や感染症などで死に至る場合もあります。後遺症としては、月経困難症、失禁、性交時の激痛、性行為への恐怖、エイズ感染の危険性など、心身ともに女性の人生に大きな影響を与えると報告されています。 >>MORE (セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス用語集)
女性性器切除を行う理由としては、結婚に備えて純潔・貞節を守らせるための処女性、男性への従属や従順さの証、美的外観の形成、性や出産にまつわる言い伝えや教えなどが挙げられています。
1979年にWHOが行った調査で初めて女性性器切除の実態が明らかになり、世界女性会議などを経て廃絶運動が広がってきました。しかし、当事者の女性たちの声や、社会・文化・伝統・構造への配慮を欠いた先進国の女性主導による批判の仕方への疑問と批判の声があがりました。伝統・文化だとの主張があること、家父長制のもとで女性たちが反対の声を上げにくい、母親である女性が行っていること、タブーの事柄であることなどが、この問題を極めて取り上げにくいものにしています。
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