第14号(Vol.14) 
11月11日発行
発行元:(財)ジョイセフ
E-mail: tarte@joicfp.or.jp
Web Site: www.joicfp.or.jp
 途上国フォトレポート - メキシコから -
 一口たると - 正しいHって? -
 カフェ・アベイユ - 「避妊(ピル:経口避妊薬)について考える」編 -

1994年のカイロで開催された国際人口開発会議(ICPD)で、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康/権利)」という概念が国際的に認知されました。「たると」は、この「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」を、わかりやすい形で取り上げて配信するメルマガです。この「たると」をきっかけに、誰もがかかわる大切な問題だと認識してもらえたら・・・。そんな願いを込めて、毎月2回(第2・第4木曜、2004年限定)配信していきます。
「たると」で、あなたの「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」について、考えてみませんか? そして一緒に語ってみませんか?




メキシコから

この年DigiPlanのキャメラは、
ベトナムからブラジル、グアテマラを経て、
メキシコに入った。
"El Jazmin" の町、1990年。
空に向かって手を振りかざす女たちがいた。
知識だけでは、そして考えるだけではダメだった。
ともに何かしなければ、何も始まらなかった。
だから彼女たちはまず、その手を高く振りかざした。
敵?
夫のアルコール、男の暴力、売春、性病…
望み?
平和で健康な日常生活。
この記録は、写真集、
「ラテンアメリカの新しい風」になった。

この年、DigiPlanのキャメラは、
メキシコの首都の売春窟に入った。
アブナイのでまず、ヤクザの親分(女性だった)に挨拶し、
シンジケート側からの攻撃がないように手配してもらった。
1996年、38人の女性を抱えるこのグループでは、
HIVを含めた性病の予防が進んでいた。
撮影は、何もトラブルなく進んだ。
と思ったら、撮影者の前にパトカーが止まり、
警察側からイチャモンがついた。
これを立ち退かせたのも、女親分だった。
女たちの記録は、親分の写真を除いて、
VIDEO、「マリアナのモノローグ」になった。






正しいHって?
〜知りたかった、知らなかった、今更聞けない性のこと。男性のからだ、女性のからだ、正しく知ろう〜



山田 邦子・加藤 鷹・北村 邦夫【著】
LaLaTV【編】
河出書房新社
価格:\1,050(税込

パーフェクト・H―あなたが知りたい性の悩み、ぜーんぶまじめに答えちゃいます!』

■目次
1. 濡れるメカニズムを知りたい!
2. 女性のカラダを正しくお勉強!
3. セックスレスは2人の大問題!
4. 男性のカラダ、どうなってるの?
5. ひとりHをまじめに考えよう!
6. オーラルセックスは好き?嫌い?
7. イク!イカない!イッてみたい!
8. パーフェクトな避妊ってある?
9. 性感染症は本当に怖い!
10. 性教育は未来を明るくする!
11. 今さら聞けない男女の話!
12. 鷹さんに聞け!
13. パーフェクトなHって、なんだろう?

「性欲」それは男女ともに人間が神様から与えられえた自然な欲求・・・。
けれども、長い間「性」は隠微なものとして扱われ、特に女性が性に関して積極的に話すことは恥ずかしいこと、はしたないこととされてきました。男女平等はあたりまえといわれる現代社会も唯一「性」に関してタブー視してきたのです。
この男性主導型のセックスが、実は中絶、性感染症、セックスレスなどさまざまな弊害をもたらしてきたといえます。 ――本著より

CS女性エンターテイメントチャンネルLaLaTVが放映している女性のための初の本格的“性”の番組『パーフェクト・H』が単行本に。TV視聴者からのメールやFAXでの悩みや、今まで知らなかった体のこと、聞けなかったいろんな性の悩みにとことん迫って解決しています。司会は山田邦子、人気AV男優・加藤鷹、産婦人科医・北村邦夫。三人の絶妙トークで、「アソコの形、みたことある?」「何ヶ月なければセックスレス?」などなど・・・知りたかった疑問にまじめに答えています。現在単行本第二弾も発売中。





  「ピル(経口避妊薬)について考える」編

ハッチ) この前、ミッチの仲間うちで避妊の話ししたって言ってたよね?みんなどんな避妊方法を選んでいるの?

ミッチ) 最近、私の周りは結婚や出産ラッシュって話したじゃない?そのせいもあるのか、ピル・ユーザーが増えたのよ。この前も集まった5人のうち、3人がピルをこの1〜2年で使うようになって、それぞれの体験談の話になったの。

ハッチ) へぇ。ピルって、ほら、負のイメージが強いじゃない?太る、とか、副作用が心配だ、とか。彼女たちが使うようになったきっかけって気になるなぁ。。。

ミッチ) ぃやぁ、それが、意外?にも、避妊が目的というよりは、生理不順や、月経痛の治療のためという人が多いんだよ。出産後の人は、家族計画としての避妊が第一目的だって言っていたけど。

ハッチ) そうなんだー。それで、実際に使っている人で、副作用とか、負の影響が出ていたりしているの?

ミッチ) ぜんぜん。私の周りは今のところ、悪い影響が出ている人はいないね。どちらかというと、いい話ばかり。この間も、生理前のイライラや肩こり、偏頭痛がなくなった!中には体毛が薄くなってラッキー!なんていう話で盛り上がったくらいだもの。。。(笑;)

ハッチ) それは、うれしい話よね。でも、やっぱり、個人差があるよね?人それぞれ、体質やリズムって違うから・・・。食べ物にもアレルギーがあるように、合う人と合わない人がいるんだろうね。

ミッチ) そうね。でも、みな共通していたのが、ピルを使うことに、自分よりもパートナーのほうが最初の抵抗が強かったって話なのよ。男性のほうが、女性のからだのことに関してメディアの影響による先入観が強いみたいだね。

ハッチ) 女性が自分の性のことを自ら積極的に考え、行動する姿勢に対して、抵抗があるのは男性だけでなく女性自身も多いようね。日本では1999年に低用量ピルが解禁になったけど、一般的な避妊方法ではないかもしれない。

ミッチ) そうそう。東京から、地方に帰った友達が、ピルを処方している産婦人科を探すのに一苦労した、って言ってたもの。所変われば、環境や利便も変わるし、選択肢も変わるってことだね。

ハッチ) でも、私たちのように選択できる環境にいること、って大切なのよ、ほんとに。




※ 次号(Vol.15)のたると配信は、11月25日(木)です。

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