HIV / エイズとたたかう親子
2011.7.8
- レポート
- ザンビア
ザンビア、コッパーベルト州のミシキシ村で出会ったグロリアさん。ルヤンドちゃんという6歳の女の子のお母さんです。グロリアさんは、現在ミシキシ村で、HIVエイズ感染予防の啓発活動を行っています。村の診療所に来る村人たちに、HIV検査を受けるよう促します。特に、妊婦さんには、感染していても出産でき、赤ちゃんにうつさない方法があるということを教えます。
実はグロリアさん自身も、HIVに感染しています。そのことがわかったのは、ルヤンドちゃんを出産した後でした。そしてルヤンドちゃんも感染していることがわかり、夫はいなくなってしまいました。
自分だけでなくわが子までも感染しているという衝撃は深く苦しかったとグロリアさんは言います。しかし、その悲しみをほかの母親に味わわせたくない、新しく生まれてくる罪なき子どもたちを命の危険にさらしてはならない、という強い意志で、自らHIVエイズ母子感染予防の啓発活動を始めたのです。
ヤギのつがいを支援
ジョイセフでは、グロリアさんのように、HIV検査を受け感染しているとわかった女性たちに、ヤギのつがいを支援しています。ヤギは飼育が簡単で、ヤギのミルクも飲めます。子ヤギが生まれたら、市場で売り現金収入を得ることもできます。
Love Letter with Positives
HIVというウイルスとの出会いと、そこから生まれるさまざまな想い。
何らかの形で、HIVと向き合い、考えることになった人たちが、 今、大切な誰かに伝えたい言葉を「ラブレター」にしてくださいました。
2009年12月10日
世界エイズデーの関連イベントとしてジョイセフはCLUB DICTIONARY(株式会社クラブキング主催)に、サンスター(株)と一緒に参加しました。