コトソ・リプロダクティブヘルス・センターの建設(1)
2012.5.1
- ガーナ
- レポート
2011年11月に、外務省の支援を受けて始まった「イースタン州コウ・イースト郡ヴォルタ川地区リプロダクティブ・ヘルス向上プロジェクト」では、これまで保健医療施設が身近になく、サービスの行き届かなかった地域の住民に対して、質の高い保健サービス、特に妊産婦や子どもを対象としたリプロダクティブヘルス/母子保健のサービスを提供することを目指して、ヴォルタ川沿岸地域の中心地コトソ(Kotoso)に、リプロダクティブヘルス・センターを建設しています。
2011年12月に、コトソの伝統的首長(Chief)や、コウ・イースト郡行政長(District Chief Executive)が参加して、ガーナ流「鍬入れ式」を行い、建設が始まって3か月が経過しました。何もなかった場所に、少しずつ病院らしい建物の形が見えてきています。その結果、鍬入れ式に参加した周辺の住民だけではなく、町で週2回開かれる市場に集まってくるコトソ以外の町の人たちの関心も徐々に高まってきています。今回は、建設開始前の2011年10月から2012年3月までの建設地の変遷を写真でお伝えします。