MCCOBAとジョイセフ、カンボジア王国友好勲章を授賞

2012.5.17

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2012年5月17日、カンボジア大使館にて、MCCOBA(再生自転車海外譲与自治体連絡会)とジョイセフに対し、カンボジア王国友好勲章(The Royal Order of Sahametrei)が授与されました。

1948年にカンボジア国王により制定された友好勲章は、カンボジアに対して多大な貢献をした主に外国人を対象に授与されるものです。

MCCOBAへは、1997年から今日までの再生自転車譲与の功績に対して、また、ジョイセフへは、MCCOBAの一員としての貢献と青少年への保健教育や母子保健を含むリプロダクティブヘルス分野での支援に対して、友好勲章が授与されました。

(左から)ジョイセフ鈴木常務理事、ハオ・モニラット大使、高野MCCOBA会長

授与式では、カンボジア王国特命全権大使のハオ・モニラット閣下より、高野之夫MCCOBA会長(豊島区長)とジョイセフの鈴木良一常務理事・事務局長に対し、両団体の功績への謝辞が述べられた後に、勲章とフン・セン首相の署名による政令文が手渡されました。

MCCOBAは、カンボジアに対し、これまで3425台の再生自転車を譲与しました。
主に、ジョイセフのカウンターパートのIPPFカンボジア(カンボジア家族計画協会)に寄贈した再生自転車は、母子保健ボランティアが村々を訪問し、家族計画や母子保健に関する大切な情報を伝えるための「命を救う足」として活用され、コミュニティの安全な妊娠と出産、そして村人たちの健康を守っています。