ジョイセフ・カレッジTOHOKUレポート -1-
2013.10.22
- 東北の女性支援
- 実施レポート
- 7月7日(日) 講師:大葉ナナコさん
ジョイセフ・カレッジの最初の講師としてお越しいただいたのは、バースコーディネーターの大葉ナナコさん。
大葉さんからは、「生まれてきたことが嬉しくなると、未来が楽しくなる」というテーマで講義をしていただきました。人間の命は、奇跡の確率で生まれてきたということ。そして、自分がこれまで生きてくるまでに、誰かにケアをしてもらわなければ、生きてこられなかったということを、改めて認識させてくれました。例えば、子どもは大体4歳になるくらいまで、自分のおしりを拭くことができないのだそうです。自分がこれまで生きてきたということは、少なくとも、4歳になるまで、毎日毎日誰かにお尻を拭いてもらってきたということです。
この日は、単なる講義だけではなく、大葉さんによるワークショップも行いました。グループに分かれて、幸せになるための単語を、AからZまで出し合いました。人生の中で、イメージのマネージメントは非常に重要で、幸せを想像し、創造していくことがとても大切であるということを学びました。
受講生たちの声:
- 「自分がこの世に誕生してきたことの素晴らしさについては、今まで考えたこともなく、目からウロコだった」
- 「もしこの講座を思春期の頃に聞けていたら、彼氏との付き合い方、ひいては結婚観も変わっていたのかもしれない。多くの中高校生に聞いてもらいたい」
- 「生まれてきて良かったと思いました。メンタルがダウンして、生まれてこなければよかったと思ったこともありましたが、ここまで頑張ってきてよかったと思いました。自分をもっとほめようと思いました」
- 「大葉ナナコさんにパワーをもらいました。こんなにパワーあふれる人に会ったのは久しぶりで、とてもいい、ポジティブエネルギーをいただきました。なにか私もやろうと思いました」
大葉ナナコさん
バースコーディネーターとして、プレママ・ママのメンタルサポートやライフスキル、妊娠準備、出産準備、楽しい育児のコツを発信する他、「誕生学(R)」という、生まれてきた自分のいのちの力を知り、自己肯定感を高めるプログラムも主催。最近の著書に『女がめざめる暮らし方 31のレシピ』がある。