マタニティハウス第2号誕生!~安心してお産に臨めるように
2013.12.11
- レポート
- ザンビア
青空の下、マタニティハウス第2号がプロジェクト地区のムコルウェ村に誕生しました。妊婦さんは、陣痛が始まってから保健施設まで何時間も歩くのではなく、出産予定日の2週間前からマタニティハウスに滞在して、訓練を受けた医療従事者のもとで安心して出産ができます。
第1号と同様に、建築家の遠藤幹子さんによるデザイン・設計協力のもと、ペインティングワークショップを開催しました。この村周辺のSMAG(母子保健推進員)6名が中心となり、Safe Motherhood(安全な母性)をメッセージにした絵を下描き・ペイントし、見違えるほど素敵な外観に仕上がりました。
また、今回初のSMAGを対象にした設計・デザインワークショップを開催。手書きの地図を参考にどの空間にコンテナ、キッチン、トイレなどを設計するのがよいか、模型を用いながら考え、遠藤さんがわかりやすくエッセンスを伝授。
開所式当日、SMAGを含めた約200名近くの村の人たちが集まり、「自分の家よりとてもきれいだし、こんな快適なマタニティハウスに泊まりたい!」と多くの女性たちが声をそろえて待望のマタニティハウスの完成を喜びました。ハウス内のラウンジには、希望のあったジョイセフフレンズの皆さまのお名前、写真やメッセージの入ったタペストリーを飾り、村の女性たちは興味津々の様子。顔が見えることにより、ザンビアと日本の距離がぐっと近づきました。
今回、Smiling Babyプロジェクトを手掛けているフォトグラファーの堀口マモルさんが、MODE for Charity2013に向けて撮影に協力してくださることになり、一緒にザンビアを訪問しました。全部で39人の赤ちゃんを撮影しましたが、最初はなかなか笑わない赤ちゃんがママや堀口さんの笑顔のあやしにより、最後にはスマイルを見せ、何よりママが一番嬉しそうでした。