第22回「松本賞」受賞者が決定しました
2018.4.26
- お知らせ
第22回「松本賞」の受賞者は、大垣女子短期大学看護学科教授・学科長である我部山(かべやま)キヨ子氏(67歳)に決定しました。
「松本賞」は、ジョイセフの姉妹団体である一般社団法人日本家族計画協会の故松本清一会長の名を冠した顕彰制度で、1996年に創設されました。日本におけるリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)、特に家族計画・避妊の専門的な分野で功績を上げた第一人者に対して授与するものです。選考委員会は、日本家族計画協会をはじめとする5団体で構成され、ジョイセフ理事長の石井澄江は選考委員のひとりです。
我部山氏の専門は、助産学とウイメンズヘルスで、三重大学医学部看護学科、京都大学医学部保健学科等で教授を歴任。京都大学付属病院で「女性のこころと身体の相談室」を開設、また助産師・看護学生と共に中学校や高等学校で出前授業を行って、思春期の健康教育の推進に尽力されました。現在も、看護学生、助産師学生に対して、リプロダクティブ・ヘルスに関連する教育を積極的に行い、助産師の質の向上に貢献されています。