産後ケアハウス「Mama First(ママファースト)」事業化へ
2021.4.26
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コロナ禍で子育ての不安を抱えたママに、産後ケアの支援を届ける
ジョイセフは、2020年7月から2021年3月まで、宮城県石巻市で子育て支援を行うNPO「ベビースマイル石巻」と連携し、生後間もない赤ちゃんを持つ母親たちが安心して心と体を癒すことができる産後ケアハウス「ママファースト」を立ち上げ、75組の母子に支援を届けました。
「ママファースト」では、細やかな対応を行うために各回の参加者を4組に限定しました。参加したママたちは、半日滞在してゆっくり体を休め、助産師の面談や授乳相談、乳房マッサージなどのケアを受けられます。また、子育てソーシャルワーカーによる相談も行い、次に必要な支援につなげました。
さらに、活動開始時から事業化を念頭に石巻市への情報提供や働きかけを続けた結果、「ママファースト」が始めた産後ケアサービスは、2021年4月から、石巻市の公的事業として実施されることが決まりました。
この場をお借りして、活動を支援してくださった皆さまに改めて感謝申し上げますとともに、これまでの活動をご報告いたします。
ママファースト概要
開催日 | 2020年7月~2021年3月の毎月第2、第4土曜日10時~15時 |
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定員 | 各回4組限定(完全予約制) |
支援体制 |
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サービス内容 |
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告知方法 |
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「ママファースト」に参加してから、夫がパパサークルやパパイベントに参加するようになった、というコメントも数多く寄せられました。。
「ママファースト」では、助産師などのサービス提供者が母子と5時間一緒にいることで、出産してからの早い時期に問題を拾い上げることができます。その結果、新生児訪問や健診前に行政に情報を共有し、保健師・助産師との効果的な連携につなげることもできました。
「ママファースト」の活動は地元新聞やNHKでも取り上げられるようになりました。ベビースマイル石巻は、県議会議員・市議会議員からの問い合わせやヒアリングへの対応、石巻市・女川町からのヒアリング・見学への対応や予算案の提出なども積極的に行い、産後ケアの事業化への道筋づくりに努めました。
次のページでは、市の事業化に向けたアプローチについて詳しく紹介します。