開催報告『グローバルヘルス戦略』策定記念シンポジウム: グローバルヘルスの新たな展開と市民社会

2022.8.19

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「グローバルヘルス戦略」策定記念シンポジウム: グローバルヘルスの新たな展開と市民社会」が、2022年7月19日(火)午後5時から参議院議員会館で会場とオンラインを繋いだハイブリット方式で開催されました。

撮影 Yuichi Mori

本シンポジウムは、5月24日に、2016年以来6年ぶりに改定された日本の国際保健に関する政策『グローバルヘルス戦略』を紐解き、相次ぐ世界が直面する危機や構造変化に対応しつつ、日本として国際保健をどうリードしてゆくのか、その中で日本の市民社会はどう関わっていくべきか、新たな連携の形を明らかにしていくために開催されました。
当日は、会場とオンラインを含め、合計120名余りが参加。パネリストは皆、会場で対面での登壇となり、久しぶりに顔を合わせながらの活気のある議論が行われました。

本シンポジウムは、大竹財団の支援を受け、国際保健に取り組むNGOと外務省との定期懇談会を行っているGII/IDI懇談会(ジョイセフ事務局)が主催し、外務省及びグローバル連帯税フォーラムの後援を受けて開催したものです。

まず、初めに武見敬三参議院議員のビデオメッセージで会がスタート。
グローバルヘルス戦略の策定を担当した内閣府 健康・医療戦略推進事務局 健康・医療戦略ディレクターの南博氏による解説。東京都立大学の詫摩佳代教授による「コロナとウクライナ危機の下でのグローバルヘルスの在り方とその展開」の基調講演。
その後、ジャーナリストの迫田朋子氏がモデレーターを務める中、基調講演を行った詫摩氏に加え、グローバルヘルスを推進する立場にある外務省の原圭一国際協力局参事官、稲場雅紀GII/IDI懇談会NGO連絡会代表/アフリカ日本協議会共同代表、米良彰子世界の医療団日本事務局長の計4人によるパネルディスカッションが行われました。
最後は、日本国際交流センターの伊藤聡子執行理事により、締めくくられました。
詳細は、以下からご覧になれます。

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