「緊急避妊薬スイッチOTC化 #みんなでパブコメ キャンペーン」開始します!
2022.12.27
- SRHRユースアライアンス
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「72時間という時間的なハードルは高かった。もし誰にも助けてもらえず入手できていなければ自分の人生が大きく変わっていたかもしれない」
これは緊急避妊薬のOTC化を望むユースの声です。
緊急避妊薬は、避妊に失敗してしまった、性暴力の被害にあった等、意図しない妊娠の可能性があるセックスをした際に、緊急的に服用することで妊娠を高い確率で回避するための薬ものです。セックスの後72時間以内に、なるべく早めに服用する必要があります。
現在は医師の診断を受けた後、処方箋を発行してもらった上でしか入手することができません。
スイッチOTCとは、医師の処方が必要な「医療用医薬品」を、薬局などで販売できる「一般医薬品」に転用することを言います。厚生労働省では誰もが自分で健康を管理できるようにする「セルフメディケーション」の観点から、十分な使用実績があり、有効性や安全性が高い成分の医療医薬品を、「一般医薬品」にする取組を2014年から進めています。
意図しない妊娠は、女性や月経がある人の人生に大きな影響を与えます。
誰と、いつ、何人、子どもを持つか、持たないかを自分自身で決定することは、誰もが普遍的に持つ人権=セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)です。
72時間以内のなるべく早いタイミングでの服用が必要な、緊急避妊薬の特性上、これをOTC化して必要な人が必要な時に安心して利用できることが大切だと私たちユースは考えます。
2022年12月27日~2023年1月31日 まで、厚生労働省では緊急避妊薬スイッチOTC化の承認に関するパブリックコメント(パブコメ)を募集しています。
*パブリックコメントとは、国や地方自治体などの行政が、法令などルールを制定する際に、広く一般市民の意見(Public=公、一般、Comment=コメント、意見)を集める事です。
SRHRユースアライアンスでは、なるべく多くのU30のユースからパブコメを出してほしいと思い、#みんなでパブコメキャンペーンを始めることにしました。ぜひみなさん、この機会にパブコメを出して、自分たちの身体に関する思いを伝えてください。私たちは、TwitterやInstagramの投稿を通じて、みなさんがパブコメに参加しやすい情報を提供します。
こちらのページでも、関連の資料を掲載していきます
この↓ガイドを参考に、パブコメに挑戦してみませんか。
ユースは緊急避妊薬へのアクセスが必要になる可能性がある、重要な当事者です。にもかかわらず、これまでの検討会ではユースの声が取り入れられていませんでした。
パブコメを通して、ユースが直面する緊急避妊薬へのアクセスに関する課題を、私たちと一緒に政府に届けましょう!
SRHRユースアライアンス活動レポート
SRHRユースアライアンス×#緊急避妊薬を薬局でプロジェクト #みんなでパブコメ キャンペーン報告書
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