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国際セーフアボーションデー2023 アクション起こしませんか?

2023.9.21

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「経口中絶薬の承認」でSRHRのアクセスは改善された?

今年4月に、日本でも経口中絶薬が承認され、5月から一部の病院で使われるようになりました。一見前進したかのようにも取れるのですが、その運用には日本特有のさまざまな条件が課せられ、必要とする人に届きにくいものになっています。

経口中絶薬のアクセスは非常に限定的です。
日本の安全な中絶の実態には、4つの課題があると考えます。

  1. 高額な中絶費用(承認された経口中絶薬は10万円?!)
  2. 経口中絶薬の処方には、入院や院内待機が必須
  3. 依然として配偶者同意が必須(母体保護法)
  4. 依然として堕胎罪(刑法)は残されたまま
9月28日は 国際セーフアボーションデー(International Safe Abortion Day)です

世界各国のNGOや国際団体が連帯して「安全でアクセス可能な中絶が、社会的〈善〉であると知らしめるために、中絶について話しましょう、安全な中絶を常化(当たり前化)しましょう」と、9月28日近辺で様々なアクションやキャンペーンを立ち上げ、呼びかけています。
ジョイセフでは、2019年から勉強会やイベントを実施してみんなで安全な中絶について考えたり話したりする機会を作ってきました。

※英語のAbortionとは、中絶(Induced Abortion)・流産(Spontaneous Abortion)の総称です。

2023年1月、国連人権理事会が4年半ごとに実施する審査:UPR(国連加盟国の人権状況を定期的にレビューする)で、日本は115カ国から300以上の勧告を受け取りました。その中には、24カ国からのSRHR(性と生殖に関する健康と権利)に関連する36個の勧告が含まれていました。​​

日本政府の回答はいかに?

上の画像は、勧告の一部ですが、日本政府は中絶に関する項目3つのうち、2つに「受け入れない」と回答しました。

このような状況を鑑みて、ジョイセフは、他団体と連帯し、アクションを起こします。

妊娠する女性の健康、そしてそれを保障する権利という視点で、日本には新しい法律や法改正が必要です。経口中絶薬が認められ使い始められた2023年の国際セーフアボーションデーは、これまでの歩みを讃えあい祝いながら、諸問題を様々な角度から見つめ直す機会にしましょう。

改善のための次なるアクションへつなげるために、ジョイセフと一緒に声をあげていきませんか。

連帯アクション①

SRHRスタンディングアクション

■日時:2023年9月27日(水) 19:00-20:00

■場所:東京駅行幸通り(東京都道404号皇居前東京停車場)

■内容:関連団体やSRHRに想いを寄せる人たちが集まり、歩みをお祝いしながら、私たちの求める未来を言葉にしていくスピーチを予定しています。

■共催:共催団体: 公益財団法人ジョイセフ、SRHRユースアライアンス、SOSHIREN 女(わたし)のからだから、#なんでないのプロジェクト、一般社団法人Spring、#もっと安全な 中絶をアクション(ASAJ) 他調整中

■お問い合わせ:公益財団法人ジョイセフ advocacy@joicfp.or.jp

※SRHR・スタンディングアクションへの連帯メッセージ募集中!

以下フォーム内で頂いたメッセージは、時間の許す限り9月27日開催のスタンディングアクションで代読させていただきます。当日来られない方もぜひご記入ください!

https://forms.gle/LH5xDgBewqsCAqFKA

連帯アクション②

セーフアボーションデー9月28日

■日時:2023年9月28日(木)

■内容:団体SNS(Twitter、IGなど)を活用した、オンラインキャンペーン。 海外のSRHR団体、APA、WGNRR、She Decides、Fos Feminista、RFSU、SAIGEなど、アジア・パシフィック、欧米のISAD関連団体とのコラボレーションを行います。

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