【NGO×行政連携レポート】文京区主催のランドセル回収イベントで178個のランドセルが寄贈されました。
2024.6.3
- ランドセル
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国際協力NGOジョイセフは「思い出のランドセルギフト」事業において、東京都文京区と連携しています。2024年5月10日金曜日に開催された文京区主催のランドセル回収イベント(会場:東京都文京区春日1‐16‐21 文京シビックセンター)で、プロジェクトの趣旨に賛同した文京区内の子どもたちやそのご家族から178個のランドセルと寄附金をお預かりしました。
今年の春に小学校を卒業されたばかりの子どもたちや、小学校卒業後も大切にランドセルを保管されてきた方、それぞれの思いが詰まったカラフルなランドセルと、海外輸送費募金としてランドセル1個につき2500円を寄附していただきました。
皆さまの思いとともに、秋に新学期を迎える小学校1年生〜3年生のアフガニスタンの子どもたちへ届けます。
<当日ランドセル寄贈に来てくださった方のお話>
■現在中学2年生・1年生のお子さまのランドセル2つを寄贈された方
学校でもらったチラシを見て来た。寄贈にあたっては、親子で話し合いを実施。
「このままだとランドセルが家にただ“置いたまま”になってしまうことと同時に、以前海外に住んでいたことがあり、その国の現地の子どもたちの貧困を目の当たりにしてきた経験があったことから普段から、貧困などの理由で教育を受けられない子どもたちのことについて話し合っていたので“自分たちのランドセルを通して役に立てる”から寄贈を決意しました。とても良い機会になりました。」
■現在中学2年生双子のお子さまのランドセル2つを寄贈された方
文京区の区報を見て来た。それまでランドセルは、愛着もあるものなので捨てるのは子どもたちも首を縦にふらなかったが、この取り組みを知って、「活用してくれるなら!」ということでお子さまたちが希望してくれたとのこと。ランドセルのセカンドキャリアとしてもとても良いと考え、さらにランドセルの中に新品の文具もいれて寄贈くださいました。「実際、“本当に届くのか?”という点で漠然と不安だったのですが思い出のランドセルギフトのHPをみて、実際に現地の子どもたちがとても嬉しそうに手にしているのをみて安心しましたし、イメージが湧きました。アフガニスタンの子どもたちにぜひ使っていただけたらとても嬉しいと思っています。」
<文京区の担当者よりメッセージ>
過酷な環境でも学ぼうとしている子どもたちを応援するため、区民に国際社会における貧困地域へのランドセルの提供を呼びかけました。 当日は、それぞれの思い出がつまった沢山のランドセルをご寄贈いただきました。ランドセルが遠い地で暮らす子どもたちの笑顔につながることを願っています。
ランドセル寄贈・回収活動にご協力いただける方を募集しています。
ジョイセフでは、役目を終えたランドセル寄贈・回収にご協力いただける自治体や学校、企業を募集しています。
●地域コミュニティ・学校で:住民や生徒と回収活動を企画し、一緒に取り組めます。
●企業で:従業員、顧客参加型でのSDGs・社会貢献活動として導入できます。
個人でのご寄贈、法人単位での寄贈を問わず、ジョイセフでは年間を通じてランドセルの寄贈を受け付けております。引き続き、より多くのアフガニスタンの子どもたちにランドセルが渡るよう、皆様のご協力をお願いします。
<ランドセルの贈り方 3ステップ>
1. 贈るランドセルの確認・準備
2. 海外輸送費2,500円の寄付
※銀行振込、クレジットカード決済可。ご要望に応じて寄附金請求書の発行も可能です。
※書き損じハガキでの寄付も可能です
ハガキの必要枚数はこちら
3. 指定の倉庫へランドセルを送る
※倉庫までの送料の負担をお願いします。
<贈り方詳細はこちら>
ランドセルの贈り方
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思い出のランドセルギフトとは
日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンの小学校で配付し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動です。2004年の開始以来、およそ27万個の日本のランドセルがアフガニスタンへ贈られました。アフガニスタンの貧しい家庭の親が子どもたちを学校に行かせる動機になっています。この活動は、小学校4年生の国語や中学校の英語の教科書にも取り上げられています。
今年活動20周年を迎えた本活動は、国際協力やSDGsに貢献できるアクションです。
SDGsの17の目標のうち、特にSDGs 3 健康、 5 ジェンダー平等、17の パートナーシップのゴールに貢献する活動です。
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