【活動レポート】100名のボランティアと一斉検品・梱包作業。5,049個のランドセルが6月22日(土)に出港しました。
2024.6.26
- ランドセル
- 実施レポート
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国際協力NGOジョイセフは、6月8日(土)に全国から届いたランドセルを検品・梱包するイベント「思い出のランドセルギフト ランドセル検品ボランティア」を開催しました。
これまでにランドセルを寄贈したお子様とそのご家族や、支援法人17社より約100名のボランティアが参加。約2時間で開梱したランドセルを1つ1つ破損箇所がないか豚革製かどうかなどを検品・仕分け、船積み用の段ボールに箱に詰めるという作業を行いました。
休憩時間には、アフガニスタン事業担当の甲斐より、アフガニスタンの様子や活動についてのトークセッションを実施し、ランドセルがアフガニスタンでどのように活用されるのかを画像を見せながら説明しました。
今回の作業で梱包されたランドセルは5,049個。6月22日(土)に横浜港を出港しました。9月以降アフガニスタンの新学期を迎えた小学校1年生〜3年生の子どもたちに届く予定です。
<参加者の声>
岩田 ののかさん(中学2年)
小学校4年の時に国語の教科書で読み、「世界でこんなことが起きているんだ」とビックリして、何か力になりたいと思うようになりました。。。5年生の時にこの活動について自由研究をし、、アフガニスタンのことを知って、(支援を)やってみたいなあと思い、中学校1年生の時にランドセルを贈りました。母が検品ボランティアのことを教えてくれて、今日検品に参加してみて、こんなにたくさんのランドセルの量があるんだと驚いたのと、実際にランドセルを開けて確認してみたりして、自分のランドセルも贈ってよかったなと思いました。アフガニスタンの子どもたちに、このランドセルを使って勉強がんばって欲しいし、ランドセルを背負うことで、勉強できるきっかけになったらと思っています。
小野原 季子さん、篤人さん(中学1年)
季子さん:2人の子どもがいます。上の娘がランドセルを購入したお店でこの活動のことを知り、小学校の国語の教科書でも勉強しました。娘もその弟の息子も中学校に入学してすぐにランドセルを寄贈しました。下の息子は今年4月に寄贈しました。検品ボランティアには、今年で2回目の参加で、昨年は上の娘と参加しています。。姉弟それぞれに一度は検品に参加してほしいと思っていたので、今回も下の息子と一緒に参加することができてよかったです。作業は疲れますが、アフガニスタンの子どもたちが喜んでくれるのがとても嬉しいので、少しでもお手伝いができれば嬉しいです。
篤人さん:(開梱し終わった)段ボールをパンチして潰す作業が楽しかったです。
宮原 美樹さん、芽生さん(中学1年)
美樹さん:ネットで調べたのと、小学校の教科書で勉強したことがきっかけでこの活動を知りました。今日検品ボランティアに参加して、この活動にたくさんのランドセルが託されていることを知れてよかったです。真面目に黙々と作業されている参加者の姿に圧倒されましたが、多くのランドセルを梱包するには、これだけのボランティアが必要なんだなということも分かる気がしました。
芽生さん:自分のランドセルを使ってくれたら嬉しいなと思ったので、寄贈することは嫌ではありませんでした。検品ボランティアに参加して、いろんな種類のランドセルが見れて楽しかったです。初めての体験でした。(自分のランドセルも)大事に使ってくれたら嬉しいです。
<会場・運営協力>
株式会社サンライト
鴻池運輸株式会社
<飲料水提供>
スリーボンド貿易株式会社
ソラン・デ・カブラス(Solan de Cabras)
【引き続き受付中】役目を終えたランドセルを募集しています!
2025年春に予定している配付活動に向けて、引き続きランドセルや未使用の学用品を募集しています。将来、健康に生き延びていくために必要な文字の読み書きを習得するには、初等教育へのアクセスは必須であり、引き続き男女平等な教育機会がもたらされることの重要性を伝え続けることが大切です。ジョイセフがランドセルを配付する地域では毎年7万人の新1年生が入学し、多くの子どもたちが日本の皆さんからの応援を待っています。
【役目を終えたランドセルの贈り方】
①ランドセルが壊れていないか、豚革が使用されていないか確認する
②ランドセル1個につき海外輸送費募金2,500円を寄附する
③ジョイセフの管理倉庫へ送付する
■送付先住所
〒143-0001 東京都大田区東海4-7-7 鴻池運輸 大井物流営業所内
サンライト「ジョイセフランドセル」係
※送料のご負担をお願いします。
国際協力 NGO ジョイセフ「思い出のランドセルギフト」事業概要
■受付期間:通年
■支援いただく内容
①アフガニスタンの小学校 1 年生〜3 年生の子どもたちへ中古ランドセル、未使用の学用品の寄贈
*現地の宗教上の理由により、豚革が使用されたランドセルや、損傷・劣化の激しいランドセルは、お預かり致しかねます。 ランドセルに新品(未使用)の学用品を一緒に入れて、送ることが可能です。
②海外輸送、配付活動に必要な経費*の寄附(ランドセル 1 個につき 2,500 円)
*ランドセルと学用品をアフガニスタンに届けるための、国内での倉庫保管費、梱包費、検品、海上輸送費、パキスタンとアフガニスタンでの通関費、内陸輸送費、現地配付費用等として使われます。
③日本国内の配送費* *ランドセルを国内で管理している倉庫までの国内配送費
その他、企業や学校でのご周知や回収活動、メディアでの広報協力、海外輸送、配付活動費へのご寄附など 様々なご支援の方法がございます。詳しくは担当者までお問い合わせください。
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