55周年強化事業

寄付して支援に参加する

女性の命を 救うために、あなたの支援が 必要です

いま、世界で、1分にひとりが「女性だから」命を落としています。
原因の多くは妊娠・出産における母体の急変や安全でない中絶、そして子宮頸がん。

私たちの支えがあれば、必ずこの現実を変えることができます。

ジョイセフ「GOGOグローバルチャレンジ」プロジェクトとは
ジョイセフGOGOグローバルチャレンジは、様々な個人や企業と協力し、世界の女性が直面する課題、特にこれまでの活動を通じて見えてきた新しい課題、そして積み残されてきた課題を一緒に解決していくためのチャレンジプロジェクトです。

 


 
ジョイセフは2023年に設立55周年を迎え、これまでの活動で見えてきた女性を脅かす課題に集中的に取り組むGOGOグローバルチャレンジ事業を立ち上げました。タイトルの「GOGO」には、55年間の経験を結集し、活動の中で出会えた人々とともに、女性が置かれた現実をいっそう力強く変えていく決意を込めました。

1年目は、ザンビアと日本を中心に、子宮頸がんへの対策事業を実施しました。ザンビアはジョイセフの主要な活動地のひとつで、子宮頸がん罹患率が世界で3番目に高い国です(*1)。さらにこの日本でも、原因となるHPV(ヒトパピローマウィルス)のワクチン接種と検診が著しく低く、患者数が増え続ける現状を改善するための活動を実施しています。

2年目は、上記活動に加え、ジェンダー平等への取り組みとして、ケニアでの「子宮頸がん予防におけるジェンダー主流化(*2)」事業を実施します。ジェンダー主流化とは、男性も女性も、性別にかかわらず、一人ひとりが平等に責任や権利や機会を分かち合い、ジェンダーの視点に立ってあらゆる物事を決めたり行うこと。男性と女性では体の違いによって必要な支援やサポートが異なるため、それに応じた対応が求められます。特に子宮頸がんは女性特有のがんで、これを予防するためには予防接種や定期検診が大切です。しかし、それらの保健サービスを受けるのが困難だったり、不安に思ったりする女性も多くいます。ジェンダー主流化では、こうした女性に配慮し、近くの保健施設で検査を受けられたり、プライバシーに配慮した検査環境を提供する等、保健サービスを受けやすい環境を整えることが重要です。このように、ジェンダー主流化は、それぞれの性別に合ったサポートを行い、すべての人が自分の健康を守れるようにするために大切な取り組みです。ジョイセフは、これまで培ってきたノウハウを最大限に活かし、積み残されている課題の抜本的な改善を目指します。

そのためには、みなさんの力が必要です。ぜひ、ジョイセフとともに「GOGOグローバルチャレンジ」に取り組む仲間になってください。

「女性だからという理由で」誰ひとり命を落とさない世界の実現に向けて、皆さまのご支援をお願いします。

*1 ICO/IARC HPV Information Centre, ”Human Papillomavirus and Related Diseases Report”, 22 October 2021*2 ジェンダー主流化:政策・事業・組織運営のすべてのプロセスにおいてジェンダーの視点に立った対応を行う、ジェンダー平等達成のための手段のこと。事業にジェンダー視点を取り入れることで、保健医療サービスがジェンダーにかかわらずより多くの人々に利用可能なものとなり、さらにすべての人の健康の実現が期待されます。(外務省 (2023)ジェンダー主流化ガイドライン https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/files/100489425.pdf
 


 

各国の「GOGOグローバルチャレンジ」プロジェクト

  • ザンビア
    子宮頸がん検査促進プロジェクト
    (2023年度~)
    事業概要
    活動報告
  • 日本
    子宮頸がんの予防啓発プロジェクト
    (2023年度~)

 


 

Partners 女性の命を守るために、チーム力で課題を突破する。

支援活動において、ジョイセフが最も大切にしているのは「人づくり」です。女性の健康や権利を進める教育や啓発、技術支援など、一人ひとりの「エンパワーメント」をプロジェクトの柱としています。女性の命と健康への意識が高まり、人々の行動が変わり始めると、その変化はコミュニティの中に、そしてそのまわりへと広がっていきます。
こうして始まった良いインパクトを、長く続いていく「持続可能」なものにするプロセスは、ジョイセフだけでは成しえません。地域の草の根からは、住民、リーダーたち、学校や病院、そして現地の協力団体と力を合わせて。同時に活動国の行政と政府、国際機関との緊密な連携により、制度や仕組みの面からも持続可能性を高めていきます。
そして日本生まれのNGOであるジョイセフは、皆さまの支援によってエンパワーされています。1968年の設立より、多くの個人サポーター、企業、団体の皆さまに支えられ、これまでに世界43の国・地域*で、女性を取りまく現実を変えるための活動を続けてきました。
* 外務省 国・地域 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/index.html

ジョイセフは、多くのパートナー企業・団体、
個人サポーターのご支援を原動力に活動しています。

  • MSD株式会社
  • 株式会社シグノ
  • 株式会社大林組
  • 株式会社MIYOSHI
  • 株式会社ナチュラルサイエンス
  • 株式会社ボンイマージュ
  • 日本郵船株式会社

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