国際女性デー2025|3月は女性の健康と権利のために

目次
― なぜ「女性」の日なのか?

― 「女性の健康が、世界を変える」ホワイトリボンのムーブメントを拡大したい

― 今すぐできるホワイトリボンアクション

毎年3月8日は国際女性デー。ジョイセフが年間でもっとも大切にしている記念日です。


©Miki Tokairin / JOICFP

起源は今から100年以上も前の20世紀のはじめ(1904年)に、「女性に男性と同じ権利を与えよ」と求める声が世界各国で高まり続けたことにさかのぼります。

1977年の国連総会で正式に「女性の権利と国際平和を祝う日=国際女性デー」と定められてから、世界各地でこの記念日に催しが開催されるようになりました。

ジョイセフは、3月8日国際女性デーを日本国内でも広め、女性のエンパワーメントをみんなで応援する気運を高めようと、3月の月間を通して「ホワイトリボンムーブメント」を起こしています。

今すぐアクション 国際女性デーにできること

なぜ「女性」の日なのか?

女の子や女性が、いまだに女性であるという理由だけで、排除され、差別され、基本的人権であるセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)を奪われ、命を落としたり、健康を害したりしているからです。

ジョイセフが活動する国をはじめ、多くの開発途上国では、女性の約半数が、自分自身の身体に関わるパートナーとの性交渉、避妊薬・避妊具の利用、ヘルスケアについて、自分で決めることができません。
※世界人口白書2021

国際女性デー2025:「empower myself」 女性のエンパワーメントをムーブメントで!

3月8日は国際女性デー。世界中の女性が自分らしく、健康に生きる権利を祝う日です。ジョイセフは、50周年を迎える2025年、誰もが自分の体や生き方を自分で決められる社会を目指し、ムーブメントを大きくします。

最近、芸能人の性的なトラブルがニュースを賑わせています。被害者の多くは女性です。これらの問題は、女性の心と体に深い傷を残し、私たちに警鐘を鳴らしています。なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?それは、性に関する正しい知識が足りないことや、すべての人が持つべき「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」が十分に理解されていないからだとジョイセフは考えます。

女性が安心して自分らしく生きるためには、SRHRの知識が不可欠です。性暴力や差別、ハラスメントなど、女性が直面する多くの問題に立ち向かうために、SRHRをみんなで学び、広めましょう。
世界に目を向けると、女性の権利が脅かされている地域もあります。安全な中絶ができないために命を落とす女性もいます。ジョイセフは、国内外でSRHRを守る活動を続けています。

3月は、ホワイトリボンムーブメントを広げる絶好のチャンス!ホワイトリボンランやイベントに参加したり、ホワイトリボンのステッカーやチャリティTシャツを身に着けたりして、あなたのアクションを可視化しましょう。

国際女性デーから50年。今こそ、SRHRの教育と情報提供を加速させるときです。ジョイセフは、すべての女性がempower myself(力を発揮)できる世界の実現を目指し、皆さんと共にムーブメントを起こします。

あなたのアクションが、世界を変える力になります。一緒に、すべての女性がempower myselfできる未来を創りましょう!

2025年3月 ジョイセフ一同

 

今すぐできるホワイトリボンアクション

2025年寄付は、ケニアと日本で、女性や少女の命と健康を守る性に関する教育と情報普及のための活動に活かします

ジョイセフのウェブサイトやInstagramを友達にSNSやLINEでシェアしてムーブメントを拡散する
新登場のホワイトリボンチャリティTシャツ他チャリティアイテムを購入する
いますぐ寄付する(1日70円から始められるジョイセフフレンズ募集中)