セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ実現に向けた思春期の若者の能力強化事業
ブルキナファソ思春期保健ヘルスプロモーション3.すべての人に健康と福祉を5.ジェンダー平等を実現しよう
プロジェクト名 | セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ実現に向けた思春期の若者の能力強化事業 |
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実施国 | ブルキナファソ |
活動の目的 |
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実施地域 | セントラル地方カディオゴ県ボゴドゴ郡及びサイ・ノギン郡及び セントラル・ウエスト地方サンギエ県レオ郡とブルキアンデ県サブ郡 |
対象人口 | 222,000人 |
実施期間 | 2020年3月~2023年3月 |
スキーム等 | 国際機関連携無償 |
共同実施機関(現地) | 国連人口基金ブルキナファソ、KIMI財団、ブルキナベ家庭福祉協会(ABBEF)、ブルキナファソ保健省他 |
共同実施機関(日本) | |
背景 | ブルキナファソは、家族計画の普及に力を入れている一方で、若年妊娠、児童婚、女性性器切除(FGM)などの課題が残っている。特に児童婚の問題は深刻で、今も女性の52%が18歳未満で結婚している (出典:世界人口白書2020)。 2018年、同国のカボレ大統領の公式実務訪問賓客としての訪日の際に、シカ・カボレ大統領夫人にジョイセフの活動についての説明をする機会があった。この時、同国内の人々の健康のために活動するKIMI財団の設立者で理事長でもある大統領夫人はジョイセフに強い関心を持ち、ブルキナファソの若者、とりわけ少女たちの健康推進のために、ジョイセフの活動が役立つのではとの考えを示した。翌2019年に、カボレ大統領ご夫妻はTICAD7(第7回アフリカ開発会議)に出席のため、再来日され、ジョイセフがブルキナファソでどんな活動ができるか、具体的な企画内容について、大統領夫人とお話する機会をいただいた。こうした経緯を経て、日本政府による無償資金協力とUNFPAの連携の下で実現した。 |
主な活動 | 1.首都ワガドゥグの国際会議場でプロジェクト開始式 (2020年7月28日 https://www.joicfp.or.jp/jpn/2020/09/07/46650/) シカ・カボレ大統領夫人は、Zoomでの準備打合せにも入り、また前日は会場のチェックをされるなど、常に先頭に立って活動をリードされている。 2.プロジェクト地区で行われたワークショップ (2020年10 – 12月) 3.ブルキナファソ駐日大使がジョイセフを訪問 (2021年2月12日) 4.遠隔でのコミュニケーション戦略構築研修開催 (2021年2月15 – 23日) コロナ禍で国を超えた人の往来が困難な中、リモートでのプロジェクトの開始となったが、そうした環境が互いに相手をより良く理解し、意見を尊重し、できる方法で進めていこうとする姿勢を強め、相互の信頼関係が構築されつつある。 5.コミュニケーション戦略構築ワークショップ (2021年4月) 6.教材制作ワークシップ (2021年9月-10月) |
現地からの声 | コミュニケーション戦略構築ワークショップに参加した、ユースアクティビストの一人、ミレーヌさん(14歳) 「最初は、居心地が悪かったのですが、グループワークで、皆で話し合って戦略を作っていく中で、意見を言えるようになり、それを皆が聞いてくれることで、だんだん自信が持てるようになりました。楽しかったです。」 |