ガボンにおける若者の早期の望まない妊娠予防計画
プロジェクト名 | ガボンにおける若者の早期の望まない妊娠予防計画 |
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実施国 | ガボン共和国 |
活動の目的 | 2021年までに2箇所の対象地区で15-19歳の少女の早期妊娠の割合を20%減らす |
実施地域 | オートグウェ州、モワイエン・オグウェ州 |
対象人口 | 16,000人 |
事業期間 | 2019年9月~2021年8月 |
スキーム等 | 国際機関連携無償 |
共同実施機関(現地) | 国連人口基金ガボン、ガボン保健省、ガボン教育省、女性と少女の権利保護を行うNGO、青少年団体他 |
背景 | ガボンでは、10歳から19歳の思春期の少女28%が妊娠を経験し、23%がすくなくとも1回出産している。プロジェクト地域の1つであるオートグウェ州では10~24歳までの女性の4.8%が中絶を経験するなど、妊産婦死亡率(出生10万あたり)が252と高い状況の理由のひとつになっている。 |
主な活動
プロジェクトでは、以下の活動を行う
- 思春期の若者が自らのSRHの選択ができるように包括的性教育を通じてスキルを身につけるサポートを行う
- 若者が使いやすい保健サービスを提供
- コミュニティリーダーや保護者に対して思春期保健に関する啓発を行う
ジョイセフは、少女たちの若すぎる妊娠を予防するためにマルチセクターによる取り組みを後押しするため、コミュニケーション戦略づくりをサポートしている。
https://www.joicfp.or.jp/jpn/2020/04/22/46095/
2020年3月、フランスビルでコミュニケーション戦略構築ワークショップを実施したが、新型コロナの影響で、予定の半分で切り上げて急遽帰国した。
4月以降は、国連人口基金と連携しながら、遠隔での技術支援を行っている。2020年9~10月にかけて、オンラインで国連人口基金スタッフに対する戦略構築のやり方についての研修を行った。その後、2020年11月~12月にかけて、研修を受けた国連人口基金スタッフがファシリテーションし、2つのプロジェクト地区でのコミュニケーション戦略、メッセージ作りがなされ、活動計画がドラフトされた。ジョイセフはコメント出しをするなど、伴走しながら技術協力を継続している。
現地からの声
パトリシア・ケバさん 国連人口基金ガボン事務所次長
Patricia KEBA
クリスチャン マテイヤさん ガボン助産師協会支部代表、助産師/小児看護師、NGO女性のイニシャティブメンバー
Christiane MATTEYA
ウルリシュ・モーフィ・ムスワリ・ワガーさん
科学技術大学学生、NGO広報官
Ulrich Maurfy MOUSSOUARI WAGHA