アフリカの妊産婦と女性の命を守る~持続可能なコミュニティ主体の保健推進プログラム
すべてのプロジェクトガーナ母子保健プライマリヘルスケア / 地域保健強化ヘルスプロモーション3.すべての人に健康と福祉を17.パートナーシップで目標を達成しよう
プロジェクト名 | アフリカの妊産婦と女性の命を守る ~持続可能なコミュニティ主体の保健推進プログラム |
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実施国 | ガーナ |
活動の目的 | ケニア、タンザニア、ザンビア、ガーナの4か国対象に、保健サービスへのアクセスが悪く、リプロダクティブヘルスのニーズが高い地域で望まない妊娠やHIV/エイズを含む性感染症などの予防や、児童婚や強制婚、女性性器切除など、女性・女児の人権や健康を脅かす慣習の改善を目指す。 |
実施地域 | ガーナ: コウイースト郡 |
対象人口 | ガーナ 対象地域住民 約10万人(4か国の母子保健推進員、若者ピア・エデュケーター、助産師などを中心とする保健医療従事者 2000人(最終裨益人口は、4か国の対象地域住民合計135万人) |
実施期間 | 2018年~2022年(5年間) |
スキーム等 | 武田薬品工業(株)グローバルCSRプログラム |
共同実施機関(現地) | IPPFガーナ(ガーナ家族計画協会) |
背景 | ジョイセフは武田薬品工業株式会社(本社:大阪市、以下「武田薬品」)の「グローバルCSRプログラム」パートナーに決まりました。2017年度後半から5年間、アフリカ4カ国で保健推進プログラムを実施します。 このプログラムは、持続可能な開発目標(SDGs)の「目標3:すべての人に健康と福祉を」の達成に貢献するため、途上国の人々の健康、とりわけ予防を重点テーマとするものです。武田薬品からの寄付金7億5000万円を活用し、ケニア・タンザニア・ザンビア・ガーナで、地元住民/NGOとともに、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスサービスを中心とした妊産婦と女性の命を守る保健活動を推進します。 ジョイセフの活動の特徴は「住民主体」です。重点地域は農村部で、主な対象は貧困層の妊産婦や10代の少女です。特に少女は、望まない妊娠やHIV/エイズを含む性感染症のリスク、児童婚や強制婚、人権や健康を脅かす慣習にさらされています。そのために、コミュニティのリーダーや男性を含む住民全体の積極的な参画が不可欠です。住民への啓発を担うボランティアとサービスを草の根で提供している保健人材の養成を行います。 |
主な活動 | プロジェクトでは、住民への啓発を担うボランティアとサービスを草の根で提供している保健人材の養成を行います。
研修でマギーエプロンの使い方を学ぶ参加者 伝統的助産師の定期会合の開催 母子保健推進員と伝統的助産師の経験共有 保健スタッフ対象の5S研修を実施 コミュニティでの母子保健推進員の就任式 ピア・エデュケーター研修でのロールプレイ グループワークを通じた活動計画の策定 PMTCT研修で、検査の練習を行う参加者 必要な医療機材の提供 プロジェクト関係者による合同モニタリングの実施 |
現地からの声 |
ベアトリス・オパタ(Beatrice Opata)、34歳、イースタン州、スフム郡、アジェイ村に住む5人の子どもの母
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