ガーナにおけるCOVID-19感染予防対策のための自立したコミュニティのエンパワメント支援事業

地域ガーナ活動分野ジェンダー / 女性のエンパワメントアプローチヘルスプロモーションライフコース・アプローチSDGs3.すべての人に健康と福祉を5.ジェンダー平等を実現しよう

プロジェクト名 ガーナにおけるCOVID-19感染予防対策のための自立したコミュニティのエンパワメント支援事業
実施国 ガーナ共和国
活動の目的 COVID-19感染予防対策のための保健システムの強化とPPE生産による経済活性化を通じたコミュニティ・エンパワメント
実施地域 イースタン州アッパー・マニャ・クロボ郡とロワー・マニャ・クロボ郡
対象人口 住民 約161,000人
実施期間 2020年10月~2021年3月
スキーム等 JICAガーナ事務所
共同実施機関(現地) イースタン州アッパーおよびロワー・マニャ・クロボ郡保健局
背景 世界的に新型コロナウイルス(COVID-19)感染が広がる中、2020年3月以降、ガーナもCOVID-19の影響を大きく受けていました。ガーナ保健サービス(GHS)によると、2020年9月までに 46,000件を超えるCOVID-19感染と約300人の死亡が報告されたとのことです。都市封鎖や外出制限等の対策にもかかわらず、全国的に感染が拡大し、医療現場での医療従事者間の感染が相次ぎました。同時に、失業や地域の経済成長の停滞などの経済的影響も懸念されていました。
主な活動 1.医療従事者向けの感染予防のメッセージを普及させるための社会行動変容コミュニケーション(SBCC)や5S(整理・整頓・清掃・清潔・習慣)を含む感染予防対策研修の実施

感染予防対策研修で正しいPPEの装着を学ぶ医療従事者

2.保健ボランティア向けの社会行動変容コミュニケーション(SBCC)を含む、感染予防対策研修を実施

感染予防対策研修で正しい手洗いを学ぶ
保健ボランティア

3.保健施設や保健ボランティアへの個人防護具(PPE)の供与

4.地域ステークホルダー向けの感染予防対策ワークショップの実施

5.地域の裁縫職人向けのPPE製作研修の実施

PPE製作研修の実習を行う地域の縫製職人

現地からの声 エマニュエル・オベン(プロジェクト・マネジャー):

医療従事者や保健ボランティアの感染予防対策研修を通して、地域の保健サービスの質を向上させ、住民へのCOVID-19感染予防を啓発することができました