家族計画・妊産婦保健サービス利用促進プロジェクト
~社会文化的バリアを越えて~
すべてのプロジェクトミャンマー家族計画母子保健保健システム強化ヘルスプロモーション3.すべての人に健康と福祉を17.パートナーシップで目標を達成しよう
プロジェクト名 | 家族計画・妊産婦保健サービス利用促進プロジェクト~社会文化的バリアを越えて~ |
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実施国 | ミャンマー |
活動の目的 | 対象地域の女性が質の高い家族計画や母子保健サービスを利用するのを妨げている社会的・文化的障害を取り除き、同時に発言力を高めることで、利用の促進をはかり、妊産婦死亡を減らします。 |
プロジェクト地域 | エヤワディ地域の2か所のタウンシップ |
対象人口 | 直接裨益人口: 対象地域の出産可能年齢の女性 間接裨益人口: 対象地域人口25万人 |
スキーム等 | MSD委託事業 |
実施期間 | 2019年3月~2022年3月 |
共同実施機関 | ミャンマー保健スポーツ省 |
背景 | ミャンマーでは、妊産婦死亡は徐々に減少していますが、都市と農村地域の格差は依然として大きく、妊産婦死亡率は都市の192.5に比して農村部は309.7と約1.5倍です。妊産婦死亡の原因としては、家族計画へのアクセスが悪い農村地域では、教育の機会が制限されており、都市に比べ、高い出生率や出産間隔が短く、女性が妊娠・出産が原因で死亡する確率が高いことが影響していると指摘されています。また、妊産婦死亡の12%が人工妊娠中絶の副作用と報告されていて望まない妊娠が多いことを示しています。 家族計画の利用を促進することで、望まない妊娠を減らし、危険な兆候を早期に発見し予防する、また、出産を安全にできるように環境を整え、適切なタイミングで産後のケアを提供できるようにすることが、喫緊の課題であるとされています。保健センターで女性が来院するのを待つだけでなく、保健スタッフが貧しい村へ出かけて、教育を受けていない女性や通信手段の限られている女性に必要なサービスを届けることが必要とされています。 本事業は、家族計画や母子保健サービスの利用を阻害している様々な要因を取り除き、 地域の支援体制を整え、早期にハイリスクの妊産婦を把握できるようにするとともに、必要な場合は速やかに上位医療機関に搬送できるようコミュニティを強化・支援します。 女性たちがサービスを受けるために必要な資金は、地域バウチャーシステムを導入し、後日払い戻されるようにすることで、安心して利用できるようにします。 |
主な活動 |
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