農村地域基礎保健サービス強化プロジェクト
地域ミャンマー活動分野母子保健アプローチ保健システム強化SDGs3.すべての人に健康と福祉を
プロジェクト名 | 農村地域基礎保健サービス強化プロジェクト |
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実施国 | ミャンマー |
活動の目的 | プロジェクトの実施を通じた教訓に基づき、基礎保健サービス提供の実施枠組が策定される |
実施地域 | マグウェイ地域 |
対象人口 | 全人口166,873人(うち妊婦3,338人、5歳未満児14,720人) |
実施期間 | 2019年2月~2024年2月 |
スキーム等 | JICA技術協力プロジェクト |
共同実施機関(現地) | 保健スポーツ省、マグウェイ地域保健局 |
共同実施機関(日本) | IDCJ(国際開発センター) |
背景 | ミャンマーでは、依然として母子保健の状況は悪く、感染症対策など基礎保健サービスの強化が必要とされていますが、近年、生活習慣病などの非感染性疾患(NCD: Non Communicable Disease)による疾病も増加しつつあり、疾病の二重負荷が生じています。これらの課題解決のためには、特定の疾病に対する対応を超えて、ライフコース・アプローチの観点により、すべての年齢層に応じた切れ目のないケアを提供し、人々の生涯(ライフコース)を通して健康を実現することがこれまで以上に重視されてきています。 プライマリーヘルスケアの最前線である地域保健センター、地域補助保健センターでは、母子保健など様々なサービスを提供する基礎保健スタッフが配置されていますが、欠員となっている施設も多く、緊急時における、上位医療施設への搬送体制も不十分です。一方、サービスを受ける側の住民も、保健知識の不足や医療施設への不信感などからサービスを利用しない、道路・経済事情などからアクセスできないという課題も抱えています。 以上のことから、本事業では、基礎保健サービスの担い手である基礎保健スタッフと村落保健ワーカーを含むコミュニティ住民を対象として、ライフコース・アプローチに基づく基礎保健サービス提供の体制強化に取り組むことになりました。 |
主な活動 |
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