ウガンダでのPPPによるSRHRサービスと質の向上プロジェクト
国際家族計画連盟(IPPF)への外務省日本信託基金(JTF)事業との連携
すべてのプロジェクトウガンダ母子保健5Sーカイゼン施設改善・資機材供与3.すべての人に健康と福祉を17.パートナーシップで目標を達成しよう
プロジェクト名 | ウガンダでのPPPによるSRHRサービスと質の向上プロジェクト(国際家族計画連盟(IPPF)への外務省日本信託基金(JTF)事業との連携) |
---|---|
通称名 | Safe Motherhood Project~妊産婦と女性を感染症から守る~ |
実施国 | ウガンダ共和国 |
活動の目的 | SRHサービスの向上と特に妊産婦と女性の院内感染予防 |
実施地域 | ウガンダ共和国 16県(カンパラ県、カベレ県、ムバララ県、カバロレ県、ミティアナ県、ブシェニ県、ホイマ県、ルウェロ県、リラ県、アパチ県、グル県、アルア県、ムバレ県、カプチョルワ県、トロロ県、イガンガ県) |
対象人口 | 100,000人 |
事業期間 | 2018年~2020年 |
スキーム等 | 寄付金(サラヤ株式会社)、外務省日本信託基金(対IPPF) |
連携協力団体 | リプロダクティブヘルス・ウガンダ(RHU/IPPFウガンダ)、国際家族計画連盟(IPPF)、外務省、サラヤ株式会社、Saraya Manufacturing (U) Ltd. |
主な活動 |
医療機関における感染症予防の基本は患者に触れる手指の洗浄ですが、ウガンダの多くの医療施設ではインフラの整備が十分に進んでおらず、水道設備が整っていないところが少なくありません。貯水タンクなどが屋外にある医療施設では、医療従事者が頻繁に手を洗うことが難しいのが現状です。 手を洗わずに患者を診察することで、感染症のリスクが高まり、妊産婦を含む患者の感染症リスクにもつながります。このプロジェクトでは、水がなくても手指の消毒ができるアルコール消毒剤をクリニックに設置し、院内感染を防ぎます。 活動内容
官民連携の活動このプロジェクトのもうひとつの特徴は、官民が協働する形でのパートナーシップで成り立っているという点です。今回はジョイセフの長年のパートナーであるIPPF(国際家族計画連盟)が日本政府より受けている日本信託基金(Japan Trust Fund: JTF)に民間資金を投入する形で、IPPF、リプロダクティブヘルス・ウガンダ(RHU)、サラヤ株式会社、サラヤ・マニュファクチュアリング・ウガンダ、ジョイセフの5者での官民連携(PPP)でスタートさせました。持続可能な開発目標(SDGs)を達成するためには、さまざまな機関の連携が不可欠ですが、このプロジェクトで官民連携のよい事例を生み出し、今後のあらゆる活動に活かしたいと考えています。 |