アフガニスタン地震:被災女性と母子への支援のお願い
2023.11.20
- ジョイセフのオフィスから
ジョイセフサイトのトップページで、ご覧くださった方もいらっしゃるでしょうか。アフガニスタン西部ヘラート州北西部、イラン国境付近で発生した地震で被災した女性と母子に、AFGAというアフガニスタンのNGOが、モバイルクリニックで被災地を回り、リプロダクティブヘルスサービスを提供しています。IPPF(国際家族計画連盟)の加盟団体のAFGAを通して、被災した女性と母子の支援をするための、ご寄附をお願いしています。
https://www.joicfp.or.jp/jpn/2023/10/19/53473/
東日本大震災が発生した時、世界有数の貧しい国アフガニスタンから、ジョイセフを通して被災地への支援が届いた驚きと感謝は、忘れられません。当時、アフガンに限ったことではなく、自分たちも厳しい状況にある国々から、続々と支援が届きました。
アフガニスタンで、ジョイセフは、現地のNGOであるアフガン医療連合センター(UMCA)と協力して母子保健クリニックの運営を支援し、また、ご存知のように、皆さまからランドセルを寄贈していただき、小学校に通う子どもたち送って女の子も男の子と同じように勉強することの大切さを伝える活動を行っています。支援のニーズは他の国々にもあって、新たな支援のために他の支援を削るのは、とても難しいです。それでも、こうした災害に見舞われたとき、できる限り「小さな力だけれど、あなたに寄り添いたい」というメッセージを届けたいと思うのです。
そのため、支援してくださる皆さまにとって、追加のご負担になると心苦しく思いながらも、新たなご寄附をお願いすることにいたしました。
私も、ジョイセフフレンズ、マンスリー会員です。
何とぞよろしくお願いいたします。
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- 勝部 まゆみ
- UNDPのJPOとして赴任したガンビア共和国で日本の国際協力NGOジョイセフの存在を知り、任期終了後に入職。日本赤十字でエチオピア北部のウォロ州に赴任するために一旦ジョイセフを退職、3年後に帰国・復職。ジョイセフでは、ベトナム、ニカラグア、 ガーナ、タンザニアなどでリプロダクティブ・ヘルスプロジェクトに携わってきた。2015年から事務局長、2017年6月から業務執行理事を兼任し、2023年6月に代表理事・理事長。