ケニアでの教材選択+教材制作(子宮頸がんに関するダイアローグカード)ワークショップの様子をお届けします!
2023.7.14
- 活動の現場から
先週の戦略づくりに続き、今週は教材選択+教材制作(子宮頸がんに関するダイアローグカード)ワークショップです。「このワークショップ、うとうとする暇がないわ」とヘルスプロモーションオフィサーのミリアムさん。皆さん、フル回転でつくっていきます。
昨日はグラフィックデザイナーさんに午後来てもらい、各グループは、どんなビジュアルを作って欲しいか、ディレクションしました。
本日はナイロビはデモがあるため、ワークショップは無しになり、明日また再開します。
教材制作のプロセスに、実際にメッセージを届ける役割を担う保健医療スタッフや保健ボランティアを入れているのはジョイセフ ケニア事務所のジルのアイデアです。「メッセージの送り手自身が制作にはいることが重要だから」と。
教材制作ワークショップ最終日は、ダイアローグカードの一部であるアドボカシーメッセージ内容を皆で考えました。午後は、グラフィックデザイナーさんが、一昨日の参加者からのデレクションを元に作ったイラストを見せてくれました。意図を的確に組んで丁寧に作られた鉛筆画に、思わず皆で拍手でした。すごくパワフルなツールが誕生しそうです。
- 吉留 桂
- 2001年よりジョイセフを通じてセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの実現に向け国際協力活動に従事。主に社会行動変容コミュニケーション分野(コミュニケーション戦略構築、教材企画・開発、教材使い方指導、住民主体の課題解決に向けた仕組みづくり等)の技術協力を通じた、住民の行動変容や支援環境づくりに取り組む。アジア・アフリカ・ラテンアメリカ16カ国の事業に携わる。趣味は合気道と料理。