ヘアケア情報
2018.4.25
朝の通勤電車の中では、だいたい大人は無言です。近頃はスマホを見ている人が多いけれど、通勤時に連れ立っている人が少ないからでしょう。時々話をしている人がいても、意識に入ってくることは、まずありません。
でも、そこに、ランドセルを背負った子どもたちが3~4人集まると、ちょっと面白い会話が始まります。ある日に耳にした、小学校低学年の子どもたちの会話。
「僕なんかさ!頭を洗って、タオルでパッパッと拭いて、そのまんまだぜ!」と男の子。もちろん、これ、自分のワイルド?な洗髪後の行動の自慢だということは、その口調で良くわかります。
「え~、そんなのダメ。」と速攻否定の女の子。「あのね、髪を洗ったあとは、ちゃんと、ドライヤーで乾かさないといけないの!」
「僕なんかさぁ、タオルで拭いてパッと終わるんだぜ!」と、男の子は、さらに自慢。
「あのね!髪の毛を洗った後はね、乾かさないとね、キュ…、キューティ…、キューティクル、がね、髪の毛のキューティクルがだめになっちゃうの!」なるほどね。お姉さんやお母さんと、そういうお手入れの会話をしたのかな。
すると、ようやく自分の自慢の「髪」対応が否定されていることに気づいたらしい男の子は、「キューティクル」という、明らかに初めて聞く単語に、言葉を失い、戸惑い、黙する以外に術なし。
でもね、そう遠くない将来、髪のお手入れをするときが、君にも来るような気がします。
その会話を聞いてから、それまで時々、男の子と同じように洗った髪は自然乾燥に委ねていた私は、ドライヤーで乾かすことを心がけるようになりました。
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- 勝部 まゆみ
- UNDPのJPOとして赴任したガンビア共和国で日本の国際協力NGOジョイセフの存在を知り、任期終了後に入職。日本赤十字でエチオピア北部のウォロ州に赴任するために一旦ジョイセフを退職、3年後に帰国・復職。ジョイセフでは、ベトナム、ニカラグア、 ガーナ、タンザニアなどでリプロダクティブ・ヘルスプロジェクトに携わってきた。2015年から事務局長、2017年6月から業務執行理事を兼任し、2023年6月に代表理事・理事長。