取材チームに感謝
2023.9.29
- 活動の現場から
テレビのドキュメンタリーなどで、険しい登山の様子や、道なき道を進むような場面があると、私はいつもそれを撮影している人たちのことを考えてしまいます。性能が良くて軽い機材を揃えてるのかもしれませんが、同じ場所にいて、歩いたり登ったりしている撮影班は、カメラやマイクを担いでいるはず。苦労は、並大抵ではないと思うのです。映像に映っている人が、危険なチャレンジをしているように見えれば見えるほど、撮影している人たちも、同じような危険な場所にいるのだと思い、足が震えます。
さて、2023年9月半ば、私は、ケニアのニエリ・カウンティを訪問しました。ジョイセフが実施しているプロジェクトで、町のヘルスセンターに立派な産科棟が完成し、その開所式に出席したり、ピア・エデュケーターとして活躍する若者の話を聞いたり、保健スタッフの研修に参加してみたり、という10日間でした。
今回、ちょっと特別な出張だったのは、日本の皆さんに、ジョイセフの活動をより良く深く知っていただきたい、ということで、広報を担当する男女2人のスタッフが、取材チームを結成・同行した点でした。
いや、もう、その働きぶりには驚きました。2人で手分けするとはいえ、動画も静止画も撮影するフォトグラファー、ケニアで出会った皆さんにインタビューするジャーナリスト、SNSやインスタグラムへの投稿、動画編集、デザイナー、と、何でもこなす様子に、目を見張りました。しかも、常に、機材で膨れて、のけぞりそうな重たい荷物を背負って移動。今さら気づいたわけではないけど、改めて感謝!帰国直後からも、素材を活かした報告と広報のためにフル稼働です。本当に、いつもありがとうございます。
いつになったら、休んでもらえるかな。「珈琲の時間」なんて、呑気なブログに書くことかって?本当に、ゴメンね。
*お休みしていた「勝部まゆみの珈琲の時間」のんびりVOICEとして、ポチポチと再開していきたいと思います。
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- UNDPのJPOとして赴任したガンビア共和国で日本の国際協力NGOジョイセフの存在を知り、任期終了後に入職。日本赤十字でエチオピア北部のウォロ州に赴任するために一旦ジョイセフを退職、3年後に帰国・復職。ジョイセフでは、ベトナム、ニカラグア、 ガーナ、タンザニアなどでリプロダクティブ・ヘルスプロジェクトに携わってきた。2015年から事務局長、2017年6月から業務執行理事を兼任し、2023年6月に代表理事・理事長。