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北海道羽幌町の中学生と考える“自分らしい”人生を描くためのSRHR

2024.2.10

  • ジョイセフフレンズ通信

 

ジョイセフフレンズのみなさん

こんにちは、ジョイセフスタッフの縣佳子です。受験シーズンと花粉シーズンが到来していますね。みなさんやご家族の体調はいかがでしょうか?

私の家族はスギ花粉症が重症のため、昨夏より舌下免疫療法を始めました。そのおかげか、今のところ症状が例年よりかなり軽く済んでおり驚きです。花粉症に苦しまれている方、一度アレルギー検査と舌下免疫療法の検討がオススメですよ。

今回のレポートは、国内事業グループの林より、スギ花粉症とは無縁(とはいえシラカバ花粉が大変?!)といわれる北海道で実施した中学生向けのI LADY.出前講座の様子についてレポートします。

【活動レポート】

 

こんにちは!国内事業グループの林です。I LADY.事務局で人材育成の業務を担当しています。 

皆さんはI LADY.プロジェクトをご存知でしょうか?恋愛、セックス、避妊、結婚、産む・産まないなど、SRHR*の選択は、いつも人生の計画と隣り合わせです。自分らしいタイミングで自分らしい選択ができるかどうかがとても重要ですよね。I LADY.はその情報をライフスキルとして提供し、自分らしい人生をデザインできる若者を増やすために活動しています。

*セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ:性と生殖に関する健康と権利

フレンズの皆さんが、毎月支えてくださるからこそ、より自分らしく生きることの重要性を伝えていくことができています。本当に感謝です!その支えてくださる心を最大限に活かさなくてはと日々試行錯誤していますが、よく声を聞くのは、特に首都圏以外の地域で、SRHRの選択肢についての情報が少ないこと。そこで、首都圏以外の地域に情報を届けるために、全国各地の学校へ出前講座をしよう!ということになり、北は北海道、南は宮崎県まで8か所を巡りました。中でも最北端の羽幌町の羽幌中学校でのセッションの様子を皆さんにお届けします。

羽幌町は札幌よりも稚内の方が近い日本海側のエビ漁が有名な町です。札幌からバスで3時間ゆられて、到着。広大な大地が気持ちいい!

川の水が流氷のように凍っていたり、キツネにも出会ったり、北海道の自然を体感しました!翌日、羽幌中へ…2年A組の32名が迎えてくれました。いざセッション開始です。

月経のセッションでは、途上国でも大活躍のジョイセフエプロンを使って、生理を説明してみようと呼びかけて、主に男子生徒がトライしてくれました。

「月経の仕組みを知れてよかった」とある男子生徒が感想を寄せてくれ、「不安に思っていたことが知れてよかった」と書いてくれた女子生徒も。これからの人生でうまく自分や家族の月経と付き合うヒントになったら嬉しい限りです。

そして性の多様性のセッションでは、「多様性はシンプルに好きな色を選ぶようなことだ」と伝わる、小学生のランドセル選びを題材にした動画を一緒に見たりしながら、人間は男女ときっぱり分かれてるのではなく、性自認、出生時に割り当てられた性別、好きになる性、表現する性は人それぞれで、ありのままでいいということについて共有をしました。

「男の子でもピンクのランドセルを選んでも良い」「同性を好きになったりする事は悪いことじゃない」「子ども、大人とか、男女だからじゃなく、自分の色を出して過ごせばいい」などと感想が集まり、自身も周りの人もありのままでいる大切さに気付いてもらえて、感激しました。

8か所を巡っていろんな方に会う度に、SRHRの情報のニーズの高さを知りましたし、「あの子は日頃控えめなのに今日はすごい発言してた!」など先生からの驚きの声をもらったり、I LADY.を介した人材育成のさらなる可能性を見つけたところです。これからのI LADY.にもぜひ関心を寄せて頂けたらと思います!

【イベント情報】

3月8日の国際女性デーに先駆けて、文京区を拠点に活動するI LADY.ピア・アクティビストが、自分らしい生き方のヒントをお届けします!ラクーアでのショッピングがてら、SRHRの情報を得て、より自分らしい生き方をデザインしてみませんか?

日時:2024年2月23日(金・祝)11:00~17:30

場所:東京ドームシティ ラクーア4階イベントスペース

パートナーシップ/ジェンダー・セクシュアリティ/月経のテーマについて、ピア・アクティビストと一緒に理解を深めてみませんか?性別問わず大歓迎です。ぜひご参加ください。

30歳以下の参加者にはお土産(先着順)とラクーア内で使えるお得なクーポン、以下の体験をプレゼント!(1人1回、選択式)

①デジタル似顔絵

②パーソナルカラー診断

③ヘッドマッサージ

詳細はこちらから

【ボランティア募集!】東京マラソンをご一緒に沿道で応援しませんか!

この度ジョイセフは東京マラソンのチャリティ団体に選出され、チャリティランナーとして、ジョイセフの活動に賛同してくださった12カ国33名の方が出走します!そこで3月3日の大会当日にジョイセフ職員と共に沿道応援チームに加わってくださる応援ボランティアを募集いたします。ホワイトリボンを掲げ、42.195kmを走るランナーを一緒に応援しませんか?

<募集要項>

日  時:3月3日(日)午前9時〜午後3時(予定)

     ※大会が開催される限り雨天決行

応援場所:市ヶ谷〜日本橋〜田町(予定) 

募集人数:2組4名様(フレンズの方+同行者1名まで可)

参加費 :無料

(ボランティア保険加入、都営・メトロ共通1日乗車券、ホワイトリボンTシャツ、応援グッズ支給)

応募方法:下記Google formより注意事項をご確認の上、こちらからお申込ください。    

応募締切:2月20日(火)23時59分まで

※移動中や応援中には混雑が予想されますので予めご了承ください。

※ご昼食や休憩は交代で随時取りますが、混雑状況によりコンビニでの軽食で済ませていただく可能性もございます。

※未就学のお子様のご同行はご遠慮ください。

なお、直接現場にお越しになり、ご都合の良い場所や時間帯での飛び入り参加も歓迎します!(※交通費実費、保険加入・Tシャツなし)当日職員、応援チームメンバーに気軽に声をかけてください。目印は「ホワイトリボン」の水色ののぼりです。応援場所詳細につきましては、追ってジョイセフホームページに掲載します。応援に合流いただいた方にはささやかですが景品をプレゼントします。各応援地点で皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

【イベント予告】

ジョイセフガーナ事務所代表のオベン氏が東京マラソンとホワイトリボンランに併せて来日決定。

3月6日(水)の夜に対面とYouTubeLiveによるハイブリッド型の情報共有&交流会を企画中です。

詳細はフレンズメルマガの号外でご案内しますので、まずは日程のチェックをどうぞよろしくお願いいたします。

【ザンビアオンライン活動報告会、開催しました!】

ジョイセフ公式YouTubeにアーカイブがございます。

ぜひこちらからご視聴ください。

 

 

縣 佳子
2023年にジョイセフ入職。ジョイセフフレンズ・個人寄付者を担当。 個人事業主時代に、自分で住環境や生きる世界を選び取る重要性を痛感したことから女性の健康と権利を「女性. 選択できる世界を」という強いメッセージでけん引するジョイセフに期待と希望を抱き、一人でも多くの支援者にメッセージが届くようマーケティング分野での活動を志す。 思春期の娘2人、夫、愛犬と暮らす。好きなことはドラマ鑑賞・ヨガ・愛犬とののんびり自宅時間。