【インターン活動ブログ】ランドセル寄贈を通じて、教育の大切さを再認識できる機会に!
2025.3.17
- ジョイセフのオフィスから
- 思い出のランドセルギフト
ジョイセフで約1ヶ月間、インターンシップとして活動しました、山田香里です。今回のインターンシップで学んだこと、感じたことをご紹介したいと思います!
初めてのインターンシップで緊張しましたが、ジョイセフ栗林さんを初めとしたジョイセフのスタッフの皆さんが温かく活動を見守ってくださったおかげで、納得のいく企画進行ができました。また、今回一緒に参加した吉川さんともこのインターンシップを通して出会い、仲を深められて嬉しかったです。ジョイセフの働き方は私が想像する会社員とは少し違っていて新鮮な気持ちだったし、新しい働き方を知ることが出来たので貴重な経験になりました。このインターンシップに参加しなければ知ることのなかった知識や活動を間近で知れたこと、体験できたことは自身のスキルになったと思うし、将来に活きると感じました。今後もボランティアなどを通してジョイセフの活動を応援出来たらと思っています!
活動で意識した「支援者の視点」と「チームで協力すること」
「思い出のランドセルギフト」の活動はランドセルを支援・寄附してくれる人や、検品作業などを手伝ってくれるボランティアの方々で成り立っています。そのため、支援者の方の疑問や不安を取り除きながらの活動が必要です。私たちは、ランドセルがどうやって届くのか、どうやって自分のランドセルが使われるのかを発信するためにYouTubeライブを行いました。ライブを行う過程の中で支援者の求めている質問を想定することや、興味を持ってもらえる動画にすること、話が聞きやすい動画にすることを意識して企画しました。
このインターンシップはジョイセフの栗林さんと同じくインターン生だった吉川さんと協力したことで楽しく行うことができたと思います。活動を通してお互いの得意・不得意を見つけ、助け合ったことで今回取り組んだ企画の成功に繋げることができました。この活動を通して他者と協力することの重要性を改めて実践的に学ぶことができました。
わたしが見た「思い出のランドセルギフト」
この活動を通して、ランドセルがアフガニスタンの子どもたちをサポートし、子どもたちの教育環境を良い方向に変えられていることを知りました。日本のランドセル、自分の思い出の詰まったランドセルが他の国で次の世代を担う子どもたちの未来を創っていることを本活動で学び、世界の教育事情や教育の大切さについて考える機会にできたと思います。
私が考える日本の大学生がこの活動に関わることの意義は、現在教育を受けている立場として教育の大切さを再認識できる機会になることだと思います。教育を当たり前に受けている環境で、教育の重要性を感じることは難しいです。しかしこの活動に関わることで、他国、特に発展途上国の教育現状を知ることで自国の環境と比較し、考えるきっかけになります。ランドセル支援を通じて、自分の身近な存在であるランドセルが、他のだれか、子どもたちの未来に大きな影響を与えられることを知ることは、日本の教育環境の有り難さを実感することにもつながると思います。また、大学生にとってこの活動に関わることは、異文化理解や国際的な視野を広げる経験にもなると考えます。私自身、この活動を通して国際協力に関する知識や視野が広がったと感じ、将来に繋がる学びになりました。
<インターンシップで取り組んだ活動紹介のためのYouTube LIVE>
企画~当日の発信まで、インターン中心に実施しました。
思い出のランドセルギフトとは
日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンの小学校で配付し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動です。2004年の開始以来、およそ30万個の日本のランドセルがアフガニスタンへ贈られました。アフガニスタンの貧しい家庭の親が子どもたちを学校に行かせる動機にもなっています。この活動は、日本の小学校4年生の国語や中学校の英語の教科書で取り上げられています。
- 栗林桃乃
- 国内外のジェンダーの課題に興味を持ち、大学時代〜現在ジョイセフフレンズとしてジョイセフの支援をしている。いつかジョイセフで活動をと志し、2022年にジョイセフに入職。前職はホテリエ。接客で身につけた対人スキルと2年ほど広報・企画として働いた経験を活かし現在はジョイセフで活動中。国内支援者連携窓口、思い出のランドセルギフト事業統括。日本の若者を性に関する悩みや課題から解放したい思いでI LADY. の活動もサポート。性にとらわれない生き方を実践したい。パートナーとコーギー犬との3人家族。趣味はパートナーと走るロードバイク。