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性と恋愛 意識調査

2019

5つのポイント

  • 告白未経験女性が約4割。さらに4人に3人が恋愛では相手に合わせた経験あり
  • 性の悩みを言えない?約80%がセックスの悩みや要望について恋人と話し合った経験なし
  • 性について語るのは男女平等。しかし、セックスのイメージには大きな男女差
  • 避妊や性感染症への低い意識と婦人科・泌尿器科系の相談相手がいない現状
  • 将来の決定を恋人に頼る女性。約半数が恋人に相談すると回答

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2021

5つのテーマ

リアルな恋愛観

  • 男性は「容姿」、女性は「愛情」を、相手に求める傾向。
  • プロポーズは「男性から女性へ」というステレオタイプが見える。
  • 「結婚したら名字を変えることが常識」と考える人は女性に多く存在。男性では自身の名字を変える意識が少なく、3割台にとどまる。

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性・セックスの意識

  • セックスについてのイメージは男女で差がある。女性は男性になかった「子づくり」が上位にランクイン。
  • 「女性が「性」について語るのをタブー」とする女性はわずか1割程度とオープンな傾向。
  • 約半数の女性が気が乗らずにセックスをしている。

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避妊・性感染症予防の本音

  • コンドームをつけずにセックスをするカップルは、「膣」と「オーラル」で大きな差がある。
  • アフターピルについて全体の9割が認知しており、女性の半数近く(47.8%)が「入手先も知っている」状況。
  • 避妊や性感染症予防の必要性は理解されているが、女性が避妊アイテムを用意することについて男性の約4割が驚くと回答。

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セクシュアル・ヘルスについて

  • 泌尿器科の悩みについて相談相手がいない男性が約半数。
  • ピル服用経験のある女性は、およそ4人に1人(23.4%)。 ピルを服用しない理由で、最も多いのは「費用が高額だから」37.9%と価格が最大のハードルとなっている。
  • 4人に1人(25.2%)の女性が「生理用品が高い」と回答。

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自分の人生を自分で決められるか

  • 「19歳まで」に、人生のライフプランを考え始めた人43.9%(平均年齢19.6歳)。
  • 「自分の性別を理由に進路や職業選択であきらめたことがある」は男性18.9、女性15.1%、ジェンダーアイデンティティが無回答だった人は4割にも上る。
  • 人生の大きな決断において、自分を頼る傾向があるものの、女性の4割が自分の決断に自信がない。

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2023

5つのテーマ別POINT

リアルな恋愛・結婚・家族観 

  • パートナーには「思いやり・優しさ」「自然体でいられること」を求める。
  • 結婚や子どもについては「結婚はしたいし、子どもを持ちたい」という回答が7割を超えた。一方で、「結婚はしたいが、子どもは持ちたくない」「結婚はしたくないし、子どもも持ちたくない」と5人に1人が回答。
  • 相手に気に入られるために合わせてしまう若者は7割を超える。

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性・セックスの意識

  • 性的同意について「絶対に大事だと思う」若者は9割を超える。 一方で、「性的同意を得ているつもりだが、本当に得られているか自信がない」と、男性の約2人に1人、女性の約3人に1人が回答。
  • 「具体的に性的同意とはどういうものか、正直わかっていない」の回答も4割を超えており、性的同意の重要性はわかっていながらも具体的には理解していない現状が明らかとなった。
  • セックスに関連した困りごとについては、男性は「特に悩みはない」、女性・男女どちらでもない場合は「容姿や体形に自信がない」、「自分の性器の大きさや形・色・においなどが気になる」が上位にランクインし、性別による差とボディイメージに関する悩みが顕著に見られた。

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避妊・性感染症予防の本音

  • 性感染症については7割超が、その予防方法については約6割が「知っている」と回答。
  • 避妊をせずに性交渉した経験があるのはおよそ3人に1人。理由として、女性は「相手に言いづらかったから」、「避妊したいと言ったが、相手がしてくれなかったから」、男性は「コンドームをつけると快感が損なわれるから」と回答。
  • ピル服用経験のある女性は、およそ4人に1人。ピルを服用しない理由で、最も多いのは「費用が高額だから」が半数弱と、価格が最大のハードルになっている。

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セクシュアル・ヘルスについて

  • 性に関する情報源は半数以上がネットやSNSと回答。
  • 子宮頸がん検診を定期的(1〜2年毎)に受診しているのは約5人に1人。
  • 受診しない理由としては「受診にお金がかかるから」、「面倒だから」、「どんな検査をするかわからず怖いから」がそれぞれ2割程度と多く、検診の必要性への理解や検診に関する情報の不足が原因となっていた。
  • HPVワクチンの認知度については、女性で約4割、男性では約2割に留まった。

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自分の人生を決められるか

  • 「人生の大きな決断において、自分を頼る傾向があるものの、女性の4割、男性の3割が自分の決断に自信がない。
  • 「自分の性別を理由に進路や職業選択であきらめたことがある」は5人に1人(18.8%)は経験があり、男女どちらでもないと回答した人は4割にも上った。

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