【尊重される】自分の身体の ・不可侵性 ・プライバシー ・自主性
あなたの体は、あなた自身のもの。
あなたの体のプライバシー、あなたの体について決めたことは、
守られ尊重されるもの。
例えば…こんな困ったことをなくしたい!
- 不意に他人の体を触る(不可侵性がおびやかされる)
- 好意や入浴を覗き見する
- 痴漢・レイプされたら、被害者の格好や言動のせいだと責められる
- プライベートゾーンに同意していないのに触れられる/見られる
- 性別を理由に行動を制限される
ジョイセフが伝えたい大事なこと
身体の境界線を誰とどこで引くのか
病院での診察で医師に身体を触られる、不意にパートナーに身体を触られる。必要だと知っている、好意から来るものだとわかっている、とはいっても「もやもや」を感じたことはありませんか。そのモヤモヤをなくすために、自分の要望を伝えるようにしてみましょう。
例えば、医師などの医療従事者に対しては、身体をどのように・何を診るために触るのかを知る権利があり、どのようにしてほしいか要望を伝えて不安を軽減するように調整することができるかもしれません。パートナーには、嫌だなと思ったら気持ちを伝えるようにしましょう。パートナーだから何をしてもよいということにはなりません。
自分の身体の境界線(バウンダリー)を誰とどこで引くかは、自分に決める権利があるのです。
すべての性暴力において責任があるのは、加害者
性暴力が起こったときには、「短いスカートをはいていたのが悪い」「(嫌なら)なんで逃げなかったの?」と被害者を責めたり、「(性的に)魅力があってよかったね」「痴漢なんてたいしたことないんじゃない」など被害をわい小化し被害として認めないことがあります。これらは「セカンドレイプ」(二次被害)と言い、被害者をさらに深く傷つけるものです。
すべての性暴力において責任があるのは、加害者です。被害者は何も悪くありません。どんな人にも、自分が望まないかたちで身体を触られない権利があります。直接の加害者・被害者でない周囲の人(「バイスタンダー」と呼ばれます)も知って、行動していきましょう。