【ありのままに表現する】性的な指向、自認するジェンダー、セクシュアリティ
「男らしく」「女らしく」に自分を押し込めなくていい。「自分らしく」生きることは、あなたの生まれ持った権利です。
例えば…こんな困ったことをなくしたい!
- 恋愛対象になるのは異性であるという決めつけている
- 女性/男性らしいとされている格好や行動を強要する
- 「男の子は算数が得意」「女の子は料理が上手」などの固定観念がある
- 男性がスキンケアや脱毛をすることへの批判や、女性がノーメイクでいることへの批判
- 性的感情を抱かない「アセクシュアル」であることにより、偏見や批判の対象になる
- 性自認は男女に限らずさまざまあるのに、理解されない
ジョイセフが伝えたい大事なこと
赤いランドセルやスカートの制服への抵抗
子どものころは、杓子定規に、女の子は赤!男の子は黒! など決められることが多かった気がします。ランドセルの色、制服、体操着……男女に分ける必要がないものばかりで、今となっても「なぜ?」と思ってしまいます。私は赤いランドセルや中学校になったら強制されるスカートの制服が嫌でした。「女の子のもの」だったからかもしれません。赤やスカートがジェンダーに関係せず存在していたら、抵抗なく利用できたかもしれません。このジェンダーの意味合いの後ろにくっついている「女の子はか弱い、気遣いができる、おしとやか」のイメージを、私は拒否したかったんだろうなと今となって振り返ります。
ジェンダーに関わらず色を選べたり、逆にジェンダー関係なく統一した色やモノを使えるようにすることが大切です。性別で色などを固定し、身に着けることを強要することは、自分らしさと違う女性らしさ・男性らしさを強制している、その暴力性に気づきましょう。
それぞれの表現と選択を尊重しあえる社会に
自分の性別の認識、自己表現、好きになる人には、関連性はありません。例えば、産まれたときにその身体的特徴から判断された性別のままに生きる場合もあれば、違和を感じて、異なる性別、もしくはいずれかにも該当しない性として生きることもあります。
またそれとは別に、自身をどう呼ぶか、どんな服を着て、どんな性別の人を好きになるか、そもそもパートナーを欲しいと思うかなど、あらゆる性の在り方があります。
これらに優劣はありません。その人が表現し選択するありのままを尊重しましょう。