【決める】子どもを産むかどうか、産むとしたら、いつ・どのように・何人の子どもを産むか
心から望む生き方を思い描いてみて。
子どもがいるかいないかは、あなたが選ぶこと。
誰かの言葉じゃなく、自分の気持ちを見つめたい。
例えば…こんな困ったことをなくしたい!
- 子どもがいない=人間として劣っていると見られる
- 配偶者の同意が得られず中絶が選択できない
- 出産時に無痛分娩が選べなかった
- 子どもがいないことを社会から非難されている気持ちになる(日本の人口減少の原因)
- 不妊治療を受けたいが、独り身なので受けられない
- 子どもは3人と夫婦で合意したが、3年以上間隔をあけたいと夫に言えない
ジョイセフが伝えたい大事なこと
パパがいることを前提にした社会の仕組み
働きながらもシングルで赤ちゃんを迎える決心をした女性は、会社にその旨を告げると、「おめでとう」の一言もなく、周りの社員にひた隠しにさせられたとか。どんどん大きくなるお腹、休職するのに周りに理由さえ言えないという状況を耐える日々を送りました。
未婚で出産することは隠すようなことでしょうか? 行政や病院のサービスも、パパがいることを前提に話が進むことも多く、ひとりで産むことを説明しなくてはいけない場面が多かったとのこと。家族が増えることがどんなかたちであっても、応援される社会であってほしいです。また、さまざまな家族や家族の始まり方があっていいはず。管理職や行政、病院関係者などは固定観念にとらわれず、日々情報をアップデートしていくことを忘れないでほしいです。
親子が幸せそうならそれがいい
「親は結婚しているか」「育てているのは両親か」など、当事者の思いにかまわず、その家庭環境を取り上げ過度に気にするような場面に遭遇したことはありますか? でも、子どもが健やかに産まれ育っている場合、どんな親かを他人が気にするのは、単なるおせっかいです。
1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」は、世界中の子どもたちの人権を定めています。そこには、子どもはその保護者がどんな人であっても差別されないといった内容も 含まれています。子どもの権利が守られ親子ともに困難に遭っていないのであれば、SRHRが守られている状況なのです。