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- 大陰唇、小陰唇
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labia majora, minora
腟の外側にある大きい皮膚のヒダと内側の小さいヒダのこと。女性の内性器を保護する。
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- 陣痛
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labour
出産の際の身体的、情緒的、心理的過程。
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- 裂傷(れっしょう)
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laceration
子宮頸管や腟を含め、体のあらゆる箇所にできる傷または異常な裂け目。
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- 授乳性無月経法
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lactational amenorrhoea method (LAM)
母乳だけ、またはほとんど母乳だけを与えることによる避妊法。母親に月経が起こらない限り、産後6カ月まで有効。
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- ラミナリア
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laminaria
⇒浸透性拡張剤(OSMOTIC DILATOR)
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- 腹腔鏡
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laparoscope
レンズがついた管で、器官または体腔内を診るための器具。診断のためと女性の不妊(永久避妊)手術にも使用されることがある。
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- 腹腔鏡検査
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laparoscopy
へそのすぐ下に小さい穴を開け、そこから小型望遠鏡(腹腔鏡)を挿入させて腹腔内の骨盤の器官を検査すること。
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- 開腹術
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laparotomy
腹壁を切開する外科手術。
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- 最終月経期
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last menstrual period (LMP)
最終月経周期の第1日目。妊娠週数の判定に使われる。
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- 学習
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learning
知識や体験が行動の変化に直接影響をおよぼす過程をいう。学習に結びつかなければ、モニタリングも評価も効果はない。
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- リビドー
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libido
精神分析学者、とくにフロイトが精神的エネルギーまたは衝動、なかでも性的本能について述べるのに使う用語。これよりもっと古い用語にlibidinous(好色な)がある。
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- 生涯または生命
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life
誕生から死亡までの期間。さらに包括的には、機能する体を特徴づける資質のことで、それは生きものの特性の基礎となる原則である。
⇒人の生命(HUMAN LIFE)
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- 平均寿命
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life expectancy at birth
ある人口集団について予測される平均死亡年齢。死亡率の現況を示す指標で、20世紀以来、着実に延びている。その範囲は貧困国の45歳から豊かな国の75歳までと幅広い。
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- 妊産婦死亡の生涯リスク
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lifetime risk of maternal death
妊娠または出産に関連する合併症や疾患で女性が死亡する可能性のこと。
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- 連関
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linkages
政策、事業、サービス、政策提言において、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルスとHIV両者間にみる双方向性の相乗作用のこと。より広い範囲の人権に基づくアプローチをさす。サービスの統合はその一部である。
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- 液体細胞診
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liquid-based cytology (LBC)
高度な設備の整った環境で行う子宮頸管の細胞診断法。保存液の中に移した標本が検査室に送られ、そこで検査スライドが作られる。従来の細胞診よりも高額で、検査技師にも特別な訓練が必要である。世界保健機関(WHO)は、この方法を子宮頸管がんの大規模スクリーニングに推奨している。
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- 出生
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live birth
妊娠期間にかかわらず、母体から受胎生成物を完全に排出または引き出し、分離後、生成物が呼吸または心臓の鼓動、へその緒の拍動、明らかな随意筋の運動など生きた証拠を示すこと。へその緒を切ったかどうか、胎盤が付着しているかどうかは問わない。このように産み出されたものが、生きて生まれたとみなされる。
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- 低出生体重
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low birth weight (LBW)
2500グラム未満で生まれた子どもは低出生体重児と分類される。低出生体重児は短期・長期の疾患や障がいのリスクが高い。多くの場合、母親も低体重、栄養不良である。
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- 低用量ピル
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low-dose pill
エストロゲン含有量が35マイクログラムか、それ以下の配合経口避妊薬(訳注:日本では50マイクログラム未満)。
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- 黄体期
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luteal phase
月経周期の中の排卵後の時期をさす。通常の周期では、15日目から次の月経の最初の日までをいう。排卵期前後には、卵子/卵母細胞を産生する卵胞がプロゲステロンというホルモンを出し、それが子宮内膜を厚くして受精卵の着床を助ける。
⇒黄体(CORPUS LUTEUM)
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- 黄体期欠損
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luteal phase defect
黄体からのプロゲステロンが十分分泌されないため、子宮内膜が不十分な状態になること。受精卵の着床が妨げられたり、早期流産の原因となることがある。
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- 黄体形成ホルモン
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luteinizing hormone (LH)
下垂体から分泌され、生殖腺(卵巣と精巣)を刺激するホルモン。